GUIDE — TAMA AREA

立川から、多摩の
「日本」をさんぽする

多摩地区ガイド | 読了目安 7分

「立川と、おこと」は駅前の話ばかりしてきましたが、じつは電車でひと駅、ふた駅のとなりまちにも、日本らしい静けさに出会える場所がたくさんあります。
お稽古の前後にすこし足をのばしてみるための、多摩地域の小さな案内をつくってみました。

まちの名前にふれると、その街のおすすめが出てきます

立川 国立 府中 日野 八王子 昭島

立川市 — 教室のある、まちから

昭和記念公園の日本庭園、北口の立川伊勢屋——教室のまわりの話は、これまでのエッセイに詳しく書きました。
まずはこちらから覗いてみてください。

「日本庭園のはなし」を読む → 「たちどらのはなし」を読む →

国立市 — 谷保天満宮

立川から南武線でひと駅、国立市の谷保(やほ)天満宮は、東日本でいちばん古い天満宮のひとつと言われ、湯島天神・亀戸天神とならぶ「関東三大天神」に数えられています。
梅の時期には境内がやわらかな香りに包まれて、受験生でなくても手を合わせたくなる場所です。

府中市 — 大國魂神社

武蔵国の総社として千九百年近い歴史を持つ大國魂神社は、「東京五社」のひとつにも数えられる格式高いお宮です。
参道のケヤキ並木を歩くだけで、まちの空気がすこし変わるのがわかります。

日野市 — 高幡不動尊

「関東三大不動」のひとつ、高幡不動尊金剛寺は、新選組・土方歳三ゆかりの寺としても知られています。
あじさいの名所でもあり、初夏には山内が青や紫に染まります。

昭島市 — 拝島大日堂

天暦六年(西暦952年)の創建と伝わる拝島大日堂は、多摩地域でも屈指の古さを持つお堂です。
大きな欅の木々に囲まれた境内は、時間の流れがひとまわり遅くなったように感じられます。

八王子市 — 高尾山・薬王院

都心から一番近い霊山ともいわれる高尾山。
山中の薬王院は修験道の道場として今も生きていて、山頂から眺める富士山は、多摩地域随一のごほうび景色です。

まちに眠る、静かな音

こうして並べてみると、多摩地域には長い時間をかけて積み重なった、静かな音があちこちに眠っているように思います。
お宮の鈴の音、お堂の鐘、山を渡る風——お箏の絃が鳴らす音も、きっとその仲間のひとつ。
お稽古の前後に、少しだけ遠回りをしてみませんか。

このガイドは、これからも訪れた記録を少しずつ追加していく予定です。

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